7月ですね・・
またこの時期が来ました。実地演習締め切りの月です。
今回も5件。すでに3件は一応書き上げましたが、あと2件です。
いま、そのうちの1件をやっていますが、これが『高度利用賃貸』なる類型で指定類型実地演習になっているので提出物が多く、大変です。
やっぱり貸家は難しいなあと思います。還元利回りの査定から、空室部分の想定賃料の査定、また現在賃貸中の部分についても賃料水準から乖離していないか?していれば将来の賃料下落を還元利回りに織り込まねば?積算価格との関連、調整は?
さらに、もともと半分ぐらい空いている貸家ってところが考えどころを増やしていますね。
空いている部分に新規賃料で入居すると想定して求めますから、空室損失か還元利回りでその辺をみないとおかしなことになりますよね。
空室損失増やすと今まで見たこと無い経費率になるし、還元利回りで見ようとすると今まで見たこと無い還元利回りになるし(笑)
まあこれが半分も空いている貸しビルの現実なんでしょうが・・
今のところ空室損失はエリアの水準にしておいて、還元利回りでリスクを見るつもりですが、どうだろうか。
やっぱり空室損失は収益の控除項目にしたほうがすっきりするような気がします。
まだまだ考え中ですが、こうして考えたり調べたりするのが勉強になりますね・・。
いかに自分が何も知らなかったかを思い知らされます。