借地権残余法

この論点は、shujiさんのブログ→借地権残余法: 1日でも早く、不動産鑑定士になる!!にコメントしたのがきっかけで考えたことです。大変勉強になったのでまとめておきたいと思います。借地権付建物(貸家)の借地権の評価(部分鑑定評価)において、借地権残余…

勉強方法を考えるのもまた楽しい

このサイトをご覧になる方というのは、おそらく不動産鑑定士試験の受験生、あるいは実務修習について調べていてたどり着いた実務修習生かな、と思います。そういう意味では、新制度になって初回の平成18年の試験、そして初回の実務修習、2回目の修了考査につ…

口頭試問真っ最中??

そういえば、2月上旬頃ではなかっただろうか? 不動産鑑定士実務修習の最終関門である口頭試問。鑑定協会のWEBサイトを見てみたが、はっきりとは分からなかった。口頭試問については以前下記の様なエントリを上げたが、その後改善されているのだろうか。修了…

ちょっと気になるニュース

1年半ぶりです。更新を再開するというわけではないのですがちょっと気になったニュースがあったので。 これです。 市有地賃料、安すぎた…大阪市、USJを提訴へ産経新聞 10月28日(木)13時5分配信 大阪市が、テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン…

ブログの更新を終了します

不動産鑑定士として登録を受け、しばらく更新が途絶えました。 いろいろと考えましたが、このブログの更新は終了することとします。もともと、受験から不動産鑑定士登録までの道のりを記録していこうとしていたブログであり、その目的が達成されたことが理由…

不動産鑑定士への道、踏破

先週、ついに不動産鑑定士登録の通知が自宅に来ました。申請してから3週間ほどかかると書いてあったのですが、1週間ほどで完了したみたいです。これで形式的には不動産鑑定士になりました。 3年半にわたった『不動産鑑定士への道』、ついに踏破です!もちろ…

実務修習の問題点や改善点について寄せられた意見

先月末に、不動産鑑定士登録のための書類を県庁にて提出しました。登録には3週間ほどかかるそうで、今は待ちの状態です。さて、口頭試問が終わった頃から、実務修習生をはじめとするたくさんの人に、実務修習についての問題点や改善点に関するコメント等を頂…

登録するのにもお金がかかる・・

先日、実務修習の修了証なるものも届き(試験の合格証書は筒入りでしたが今回は無し)、いよいよ不動産鑑定士の登録の作業に取り掛かりました。 久しぶりに履歴書を書かされたり、「身分(身元)証明」やら「登記されていないことの証明」やら普段なじみの無い書…

第2回修了考査の結果

とりあえず、修了考査は合格することが出来ました。 またお祝いのコメントなど頂き、ありがとうございました。今回の修了考査の結果を振り返ってみたいと思います。 ■合格率 受験者 300名 合格者 261名 合格率 87.0% 「前回は通しすぎたという認識らしい、…

第2回修了考査結果発表!(一部修正)

は、明日15時ですが、明日更新できるかどうかわかりませんので(いろんな意味で)早めに一つエントリをあげておきます。このエントリに関してはコメント欄を開放します(承認制にしない)ので、ご自由に結果、感想など書き込んでいただいて結構です。掲示板的に…

第2回修了考査結果 3月24日追記

鑑定協会WEBサイトより 合格者数等 受験者300名 合格者261名 合格率87.0% 私が聞いていた噂とは違って合格率はあがっています。 私も何とか滑り込んだようです。ホッとしています。

修了考査論文課題で最後までわからなかったこと

指定類型実地演習の細分化類型等が高度利用賃貸の鑑定評価の条件として、想定上の付加条件を付ける場合の留意点について述べなさい これは第2回修了考査の論文テーマです。やや難解な感がありますが、要するに 「高度利用賃貸の鑑定評価をする際に、想定上の…

コメントを承認制にしました。(一部修正)

ブログの内容に無関係なコメント、掲示板的利用、その他管理人の判断で承認しない場合がありますのでご了承ください。また、コメントの際にはハンドルを使ってください。またハンドルを頻繁に変えることはおやめください。あくまでブログのコメント欄は、記…

修了考査で不合格になることについてのロジック

不動産鑑定士の実務修習は1〜3年かけて行われ、講義、基本演習、実地演習を経て、すべてにおいて認定を得た者が修了考査にすすみます。修了考査は面接と小論文ですが、小論文は事前にテーマを与えられ、1週間程度の時間が与えられるためそれほど差がつくとも…

花粉症

3月になりました。修了考査の発表が3週間後になりましたが、その話題ではありません。 春になっていよいよ花粉症の季節が来ました。私は数年前から、花粉症を自覚しています。(それまではそんな気がしても認めなかった・・。なんとなく。)私はさほど重症では…

平成21年不動産鑑定士試験

先週から願書の配布が始まったみたいですね。 特に去年からの変更点は無いようです。気になるのは合格者数。 今年で3次試験が終わりましたので、新試験のほうに影響があるかどうか。業界の現状を見る限り、大きな増加は期待できそうにありませんが・・。年10…

実務修習の意味

新制度鑑定士試験における実務修習の位置づけとはどのようなものだろうか。新制度鑑定士試験になり、合格者数が極端に絞られていき、試験合格自体が非常に難しい。 このような試験に合格したとあれば、『最終的に不動産鑑定士になれない』ということは合格者…

修了考査当日ドキュメント

さて、修了考査も全日程を終了し、すべての修習生が面接を終えました。大変な面接になりうちひしがれている方、そこまでは行かないが、後から後から後悔の念が沸いて来て「あーすれば、こーすれば」と悶々としている方(私はこれ)、なんだか良いとも悪いとも…

修了考査終了

終わった・・。終わったのは今日ではありませんが。終わったことなのに、気になってまだ何か上の空・・。とりあえず、次にこのブログを見るのは来週にします。

修了考査の論文テーマ

発表されました。鑑定協会WEBサイトへ去年は鑑定評価額の決定に係るテーマだったので、対象不動産の確定に関するテーマかな、とぼんやり考えていましたが、対象不動産の確定のうち「想定上の付加条件について」ですね。ふーむ、色々と思うところはあれど・・…

修了考査にもお金がかかる

下世話な話ですが・・・。考査を受けること自体に、実務修習の費用とは別途30,000円、 プラス修了考査は東京でしか行われないので地方の人間は交通費。私の場合は合計で60,000円程になりました。 こりゃ、いろんな意味で負けられないわ。

謹賀新年

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もヨボヨボと更新を続けていく所存ですので、よろしくお願いいたします。今年の抱負は、当然ながら「修了考査突破」です。2005年10月から始まった「不動産鑑定士への道」(ブログではなく)もいよいよゴ…

私事

完全に私事ですが、友人が先週弁護士登録を果たしたようです。彼は私が前に務めていた会社の後輩で、「弁護士になりたい」という理由で退社、その後法科大学院へ入学して3年間勉強し、一発で新司法試験に合格、司法修習中でした。先週、二回試験(司法修習生…

更新休止

都合によりしばらく更新を休止します。 再開時期は未定です。1月の小論文、2月の面接に向けて全力を傾けて、ここでいい報告を出来ればと思います。

認定来る

昨日、配達記録にて10月提出分5件の認定通知が来ました。 これで実地演習完了です。いよいよ修了考査に向けて稼動しようと思います。それにしても、この2年間にわたってやってきた23件について「認定」をもらったうえで、20分程度の面接で不合格になるという…

もうすぐ3次試験

あっというまに1ヶ月近くブログ更新が滞ってしまいました。 また実地演習で湧き出た疑問点を綴ってみたいとは思っていますがいつになるやら・・。気が付いたら来週末には3次試験があるのですね。これで最後の3次試験です。 鑑定士補の方は今頃ラストスパート…

23類型提出終わる

先月末、無事?最後の5類型を提出しました。(借地権付き建物×2、地代、家賃×2) 特に継続家賃がマイナス差額が出たこともあって、「アツ」かったです^^;鑑定士の先生方の間でも議論が割れている論点がたくさんあって、それはそれは勉強になりました。 こちら…

今後の日程

実地演習の最後の提出が10月末のため、さすがにゆっくり鑑定理論の疑問点などを書いている時間が無くなってきたため、なかなか更新が出来ません。とりあえずあまり放置すると更新が億劫になり、自然消滅する危険性があるため、今後の予定についてでも再確認…

継続賃料鑑定理論についての現状でのまとめ(2)

(2)意図的な高額契約が判明している場合の継続賃料鑑定評価(1)では差額配分法の優位性ということについて、私の意見を述べました。今回は、これが意図的に高額の賃料で契約したことが明らかな場合について考えたいと思います。何度も書いているのですが、貸…

平成20年不動産鑑定士論文式試験結果発表

国土交通省WEBサイトより 4 平成20年合格者 (1) 合格者名 別紙のとおり (2) 合格者数等 [1] 論文式試験受験資格者 1,939名 [2] 受 験 者 1,308名 [3] 合 格 者 132名 [4] 合 格 率 10.1%(対受験者) これまでの傾向(対受験者10%の合格…