昨今の不動産不況
昨今の情勢について整理するためのメモです。間違いがあるかもしれません。
- サブプライムローン問題、外資が不動産市場から撤退。
- もともと外資の投資ファンドが立役者であったことから、物件が売れなくなる。
- 銀行の融資姿勢の変化、貸し渋り。
- 大手3行の2008年3月末の不動産業に対する融資残高は全体の貸し出しが増える中で減少した。
- ファンド、リート資金繰りが悪化し投売りも。
- 結果、不動産価格下落が起きると、キャピタルゲインが望めなくなりリートも売られる。
- さらに物件が売れず、融資も絞られて資金繰り悪化、デベロッパーの破綻。特に首都圏での事業展開や投資物件に注力していた新興企業。
- そういった影響の薄い地方都市でも、マンション価格はここ最近のバブルで土地価格が高騰、資材価格の高騰もあいまって販売価格が上がりすぎ、販売不振に。
- そのような中で、売れ残り物件を売り出し価格の6割程度で現金買取、エンドユーザーに売り出し価格の2割引で売るビジネスが脚光。
- デベロッパーからすれば、金融機関からの融資も期待できない中での現金一括回収は非常に魅力であり、上記のようなビジネスが成立する。