通過率

住宅新報社「不動産鑑定」によると、
実務修習第1期、1年コースは425名の申し込みがあり、全てのカリキュラムの認定を受け、最終考査を受けたのが332名とのことです。

通過率は約78%ということになります。どうなんでしょうか。高いと思われますか?低いと思われますか?

1年コースはスケジュール的には一番ハードですから、2年、3年コースの通過率はより上がると推測できます。

ただし、第1期の修習には相当数の「実務経験豊富」な方が参加されており、そのほとんどが1年コースであったことも考慮に入れる必要があるかもしれません。
(つまり今回の1年コースは、もともと「できる人」が多かった。わたしは基本演習など、助けて頂きました。)

実務修習は落とすためのものではないという趣旨ですから、その趣旨からしたらむしろ低い通過率といえるかもしれませんね。

もちろん、これは最終考査に到達した人の人数であって、最終考査でどうなるのか、まだ不透明です。

ただ、よっぽどのことがない限り、面接や小論文で落とすことはないのでは、という見方の人が多いようです。

ちなみに、今回通過できなかった人はコース延長をして(1年or2年)、引き続き修習を受けることになります。