今年の短答式試験の難易度はどうなるのでしょう??

いまさら何を!と言われるかもしれませんが「問題の難易度」ではなくて「試験の難易度」のことです。

問題がかなり難化したらしいことはいろいろな情報が入ってきましたので、今度は試験自体の難易度はどうなるんだろうということです。

今回問題が難化したということで、確実に去年(h18)よりも受験者の平均点は下がることになりそうですね。これで合格ラインが昨年と同じ(150)だった場合、合格率は前回の25%を大きく下回ることになりそうです。その場合には完全に試験が難化したことになります。ただ、前回ラインが150点だったのは「概ね7割」にしたかったのに問題の難易度を誤り平均点が高すぎたからとも考えられます。そうすると問題を難しくした上で、7割の140点で切るというのが一番自然のようにも思います。

ただ、もともと「概ね7割」というようなあいまいな表現にしているところからは、「合格率ありき」でその合格率にあうようにラインを動かすというような意図も感じられますから、問題を難しくしすぎたと判断した場合(想定されている合格率から著しく乖離した場合)には、ラインが140点を下回る可能性もあるのでしょうね。

今回の受験者の方の感想などから問題がかなり難しくなったみたいですから、ラインは去年よりは下がる気がします。
その結果、合格率が何%になるのか、それを見れば来年以降の傾向も見えてきそうです。