不審者ではありません・・・。

鑑定評価を行う際には現地確認を必ず行うわけですが、具体的には現場へ行き、供給処理施設の整備状況(水道、ガス、下水等)を調べたり(これは市役所や水道局等で調べるのが最も確実ですが、現場でマンホール等で確認することもできる場合がある。)、対象不動産の写真を撮ったりいろいろとします。

その場合、ほとんどの場合(特に公的評価においては)、調査している不動産の所有者や居住者の同意など得ておりません。勝手に写真をとったり、じろじろ見たりすることになります。

作業している自分を客観的にみても、かなり怪しいと思います。皆さんも自分の家の前で、自分の家を見ながら熱心にメモをとったり、家の写真を撮っている人を見かけたらどう思うでしょうか。

私は今のところ、幸いにして「何をしている!」などと声を掛けられたことはありませんが、道路の写真を撮っていたら、その道路を工事している現場監督らしき人に「何の写真を撮っているのですか?」と不審がられたり、カメラを持ってうろうろしていたところ、集団下校中の小学生に「あれ不審者じゃない?子供を連れ去る不審者じゃない?」と冗談交じりに言われたことがあります(笑)